◆易占・めばえ① きょうの日筮 兌為沢の九二と神嘗祭 易占と漢字 『四遍筮法』 易の基礎知識
おはようございます^L^
令和2年10月17日は朔・新月の日で旧暦九月朔日〔ついたち〕です。
また伊勢神宮では10月15日から今日まで神嘗祭〔かんなめさい〕が執り行われています。
神嘗祭は、ことしの秋の実りに感謝申し上げ、皇室の弥栄、五穀の豊穣、国家の隆昌、ならびに国民の平安を祈願するお祭りです。
◆【易爺】のきょうの日筮は神嘗祭にふさわしい兌為沢の二爻でした^L^
䷹ ䷐
兌為沢 沢雷随
兌為沢〔だいたく〕という卦は、☱兌の卦のうえに☱兌の卦を重ねて出来た卦䷹です。
・兌という卦には、二種類あります。
☱兌に☱兌を重ねた䷹という卦と、単に三つの爻【陰〔⚋〕と陽〔⚊〕の記号のこと】から成る兌☱があります。
ややこしいから三爻から成る☱兌の卦を”小成卦〔しょうせいか〕”といい、その小成卦の兌を二つ重ねた䷹兌を大成卦【だいせいか】といいます。
大成卦のことを重卦【じゅうか】ともいいます。
小成卦のことを八卦ともいいます。
小成卦または小成の卦は全部で八種類ありますので 世間では八卦といわれています。
あの「当たるのも八卦、当たらぬも八卦」の八卦〔はっけ〕ですが、鬚をはやして偉ぶっている易占家は八卦【はっか】とよんでいます。
【易爺】も偉ぶってハッカと称していますw・・・「よんでいます」より「称しています」の方がいいかな?!
小生のPCは「かっけ」と打つと「八卦」、「はっか」と打つと「乾兌離震巽坎艮坤」と出てくるようになっています。
こんな感じで易占には便利な辞書を10年以上かけて作り上げてきたのですが今年の1月16日の夜にミスって全部消えてしましました。・・・ことしの国運の年筮通り、䷎地山謙の「労卦【ろうか=苦労を多い卦】」で苦労しています><;
その上、AIか知らんが やたら勝ってイジリます#リナックスを使おうかと真剣に考え中です。年寄りには必要ない機能が多すぎるのです###・・・脱線しちゃった、ことしはコンナ感じで時間が掛かっています><;【また脱線m(_ _)m】
◆ちなみに、【易爺】は地山謙【ちさんけん】と称していますが、【ちざんけん】と呼び方もあります。
【易爺】は、䷙山天大畜【さんてんたいちく】、䷨山沢損【さんたくそん】、䷕山火賁【さんかひ】、䷚山雷頤【さんらいい】、䷑山風蠱【さんぷうこ】、䷃山水蒙【さんすいもう】、䷳艮為山【ごんいさん】、䷖山地剥【さんちはく】、䷠天山遯〔てんざんとん〕、䷞沢山咸【たくさんかん】、䷷火山旅〔かざんりょ〕、䷽雷山小過【らいさんしょうか】、䷴風山漸【ふうさんぜん】、䷦水山蹇【すいさんけん】、䷎地山謙【ちさんけん】・・・こんな感じで火山旅だけですね、【易爺】は南国四国の生まれですから、寒くない地域ですから口は大きく開けて発声するので「ざん」より「さん」の方が発音しやすいので、結果こういう呼び方をしています^L^
・・・もちろん、有名な先生について「サンかザンか」調べたこともありますが・・・。
・・・いまの世知辛い【せちがらい】世の中を渡るには”tolerant”が必要です^L^
・・・【易爺】はいまFAハイエク著『隷従への道』を読んでおり、それも英語版を読んでおり、気に入っている言葉のひとつです^L^
・・・いまのマスゴミや野党の政治家・活動家と極右の暴力行為・対立・応酬をみていると、このままじゃ日本もアメリカも潰れてしましますよ><;
・・・脱線してしまいました^L^
◆再度、
要するに、䷹兌為沢の卦は兌悦の「悦〔よろこ〕び」の卦、何の悦びかというと☱兌の「秋の悦び」の卦です。
☱の巫祝〔フシュク〕が伊勢神宮では、ことし収穫した☳震の初穂を神様にお供えしてお祭り【☱】する神嘗祭の卦象【かしょう】にみることが出来る、と言いたいだけですw
兌の「祝い・祭り」で上に居られる神様も「☱よろこび」下の巫祝〔フシュク〕や国民も「悦び」「和悦する」象意にとったと云うことです。
また、二爻に伏する䷐沢雷随【たくらいずい】の卦には、お供えする「初穂☳」があり、秋になって生物を振動するエネルギー源の☳の神様が潜伏する・・・やがて、二爻・三爻・四爻の☶艮を互卦というのですが、☳の「田の神様」が「☶の山の下」のお籠り【おこもり】になるという意味に観ることもできますね^L^
紀藤元之介先生の『四遍筮法』の観方ですと
䷹ ䷐
兌為沢 沢雷随
元卦の兌為沢は上の神様も下の巫祝〔フシュク〕も喜ぶ秋の神嘗祭に二爻に伏する☳の稲の初穂を、二爻の応爻である五爻の神さんにお供えする意味にとる。
また、之卦の沢雷随は秋の収穫を終えて萬物を鼓動発育させる雷☳が沢のなかにしずむ季節、田の神様☳が互卦☶山にお籠りになり山の神様になる季節が来ますよ、という意味にとりました。
また、『易経』兌為沢には
麗澤・・・西岡力先生が勤めておられる大学の名前「れいたく大学」ですが、加藤大岳先生は「リタク」と呼んでおられます。
離☲は麗〔つく=付く〕なりの麗です。
麗の字は「鹿」の頭の上に美しい二本の立派な角が付いている字です・・・鹿の角は時期がくれば自然にポロリと離れ落ちるものだそうです。
ですから離には「離れる」と「麗く【付く・ならぶ】」という意味があります。
兌に兌口の「口・おしゃべり・話」、上も下も、左右に”ならぶ”朋友も楽しく悦びをもって和気あいあいと講習をしている象に取っているのです。
二爻の爻辞の説明は、小生の心に留めて置きます^L^
2007年5月に【易爺】が書いた拙いブログです、卦読みの参考にしてください。
学而時習②説・悦・兌・兄
https://takusankan.seesaa.net/article/200705article_6.html?1602898522
論語 学而時習③楽・・・白と樂の関係 学ぶことは楽しいこと
https://takusankan.seesaa.net/article/200705article_10.html
いまならもう少しましなお話ができるのですが・・・。【memo蒙 坎 艮】
◆明日は、Yahoo!知恵袋に最近UPされた質問に答える予定です^L^
【質問】は次のような【質問】です、あなたならどう占いますか?
ちなみに元卦⇒之卦は次のようになります:
䷉ ䷡
天沢履 ⇒ 雷天大壯
◆当分の間、『四遍筮法』の説明のための「易占・一年生」じゃなくて「易占・めばえ」ぐらいの感じで試行錯誤しがならブログをUPいていくつもりです、どうぞ宜しく^L^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
易占に必須のもの・・・差し当たり、『易経』、『漢和辞典』
『易経』は岩波文庫の『易経』 できればワイド版を薦めします。・・・この本の再販を高田真治先生に必ず売れるとおすすめしたのは紀藤先生です、このときに「君、手を入れてくれないか」と依頼されてお引き受けされたという経緯があったそうです^L^

易経〈上〉 (ワイド版 岩波文庫) - 真治, 高田, 基巳, 後藤

易経〈下〉 (ワイド版 岩波文庫) - 真治, 高田, 基巳, 後藤
漢字の由来・字源や『説文解字』など『古典』の用例が載っている白川静先生『字統』(平凡社)がお薦めです。
例年なら、いまごろ勉強を怠ける学生さんが古本に出す頃ですが今年はダメですね

新訂 字統 - 白川 静

字統 新装普及版 - 白川 静・・・【易爺】はこれを使っています。
令和2年10月17日は朔・新月の日で旧暦九月朔日〔ついたち〕です。
また伊勢神宮では10月15日から今日まで神嘗祭〔かんなめさい〕が執り行われています。
神嘗祭は、ことしの秋の実りに感謝申し上げ、皇室の弥栄、五穀の豊穣、国家の隆昌、ならびに国民の平安を祈願するお祭りです。
◆【易爺】のきょうの日筮は神嘗祭にふさわしい兌為沢の二爻でした^L^
䷹ ䷐
兌為沢 沢雷随
兌為沢〔だいたく〕という卦は、☱兌の卦のうえに☱兌の卦を重ねて出来た卦䷹です。
・兌という卦には、二種類あります。
☱兌に☱兌を重ねた䷹という卦と、単に三つの爻【陰〔⚋〕と陽〔⚊〕の記号のこと】から成る兌☱があります。
ややこしいから三爻から成る☱兌の卦を”小成卦〔しょうせいか〕”といい、その小成卦の兌を二つ重ねた䷹兌を大成卦【だいせいか】といいます。
大成卦のことを重卦【じゅうか】ともいいます。
小成卦のことを八卦ともいいます。
小成卦または小成の卦は全部で八種類ありますので 世間では八卦といわれています。
あの「当たるのも八卦、当たらぬも八卦」の八卦〔はっけ〕ですが、鬚をはやして偉ぶっている易占家は八卦【はっか】とよんでいます。
【易爺】も偉ぶってハッカと称していますw・・・「よんでいます」より「称しています」の方がいいかな?!
小生のPCは「かっけ」と打つと「八卦」、「はっか」と打つと「乾兌離震巽坎艮坤」と出てくるようになっています。
こんな感じで易占には便利な辞書を10年以上かけて作り上げてきたのですが今年の1月16日の夜にミスって全部消えてしましました。・・・ことしの国運の年筮通り、䷎地山謙の「労卦【ろうか=苦労を多い卦】」で苦労しています><;
その上、AIか知らんが やたら勝ってイジリます#リナックスを使おうかと真剣に考え中です。年寄りには必要ない機能が多すぎるのです###・・・脱線しちゃった、ことしはコンナ感じで時間が掛かっています><;【また脱線m(_ _)m】
◆ちなみに、【易爺】は地山謙【ちさんけん】と称していますが、【ちざんけん】と呼び方もあります。
【易爺】は、䷙山天大畜【さんてんたいちく】、䷨山沢損【さんたくそん】、䷕山火賁【さんかひ】、䷚山雷頤【さんらいい】、䷑山風蠱【さんぷうこ】、䷃山水蒙【さんすいもう】、䷳艮為山【ごんいさん】、䷖山地剥【さんちはく】、䷠天山遯〔てんざんとん〕、䷞沢山咸【たくさんかん】、䷷火山旅〔かざんりょ〕、䷽雷山小過【らいさんしょうか】、䷴風山漸【ふうさんぜん】、䷦水山蹇【すいさんけん】、䷎地山謙【ちさんけん】・・・こんな感じで火山旅だけですね、【易爺】は南国四国の生まれですから、寒くない地域ですから口は大きく開けて発声するので「ざん」より「さん」の方が発音しやすいので、結果こういう呼び方をしています^L^
・・・もちろん、有名な先生について「サンかザンか」調べたこともありますが・・・。
・・・いまの世知辛い【せちがらい】世の中を渡るには”tolerant”が必要です^L^
・・・【易爺】はいまFAハイエク著『隷従への道』を読んでおり、それも英語版を読んでおり、気に入っている言葉のひとつです^L^
・・・いまのマスゴミや野党の政治家・活動家と極右の暴力行為・対立・応酬をみていると、このままじゃ日本もアメリカも潰れてしましますよ><;
・・・脱線してしまいました^L^
◆再度、
要するに、䷹兌為沢の卦は兌悦の「悦〔よろこ〕び」の卦、何の悦びかというと☱兌の「秋の悦び」の卦です。
☱の巫祝〔フシュク〕が伊勢神宮では、ことし収穫した☳震の初穂を神様にお供えしてお祭り【☱】する神嘗祭の卦象【かしょう】にみることが出来る、と言いたいだけですw
兌の「祝い・祭り」で上に居られる神様も「☱よろこび」下の巫祝〔フシュク〕や国民も「悦び」「和悦する」象意にとったと云うことです。
また、二爻に伏する䷐沢雷随【たくらいずい】の卦には、お供えする「初穂☳」があり、秋になって生物を振動するエネルギー源の☳の神様が潜伏する・・・やがて、二爻・三爻・四爻の☶艮を互卦というのですが、☳の「田の神様」が「☶の山の下」のお籠り【おこもり】になるという意味に観ることもできますね^L^
紀藤元之介先生の『四遍筮法』の観方ですと
䷹ ䷐
兌為沢 沢雷随
元卦の兌為沢は上の神様も下の巫祝〔フシュク〕も喜ぶ秋の神嘗祭に二爻に伏する☳の稲の初穂を、二爻の応爻である五爻の神さんにお供えする意味にとる。
また、之卦の沢雷随は秋の収穫を終えて萬物を鼓動発育させる雷☳が沢のなかにしずむ季節、田の神様☳が互卦☶山にお籠りになり山の神様になる季節が来ますよ、という意味にとりました。
また、『易経』兌為沢には
麗澤は兌なり。君子もって朋友講習す。
・・・リタクは、ダなり。クンシもってホウユウ・講習す・・・
麗澤・・・西岡力先生が勤めておられる大学の名前「れいたく大学」ですが、加藤大岳先生は「リタク」と呼んでおられます。
離☲は麗〔つく=付く〕なりの麗です。
麗の字は「鹿」の頭の上に美しい二本の立派な角が付いている字です・・・鹿の角は時期がくれば自然にポロリと離れ落ちるものだそうです。
ですから離には「離れる」と「麗く【付く・ならぶ】」という意味があります。
兌に兌口の「口・おしゃべり・話」、上も下も、左右に”ならぶ”朋友も楽しく悦びをもって和気あいあいと講習をしている象に取っているのです。
二爻の爻辞の説明は、小生の心に留めて置きます^L^
2007年5月に【易爺】が書いた拙いブログです、卦読みの参考にしてください。
学而時習②説・悦・兌・兄
https://takusankan.seesaa.net/article/200705article_6.html?1602898522
論語 学而時習③楽・・・白と樂の関係 学ぶことは楽しいこと
https://takusankan.seesaa.net/article/200705article_10.html
いまならもう少しましなお話ができるのですが・・・。【memo蒙 坎 艮】
◆明日は、Yahoo!知恵袋に最近UPされた質問に答える予定です^L^
【質問】は次のような【質問】です、あなたならどう占いますか?
易占いをコインでする場合。
コイン3枚で占うと、時々、変爻が複数になることがあります。 今日は、「仕事で少々失敗したが、後日、それがばれて叱られるか」占ったところ、
天沢履の3爻・5爻・上爻が変爻となりました。
叱られるか否か、判断つきかねてます。どう見たらいいのでしょうか。
ちなみに元卦⇒之卦は次のようになります:
䷉ ䷡
天沢履 ⇒ 雷天大壯
◆当分の間、『四遍筮法』の説明のための「易占・一年生」じゃなくて「易占・めばえ」ぐらいの感じで試行錯誤しがならブログをUPいていくつもりです、どうぞ宜しく^L^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
易占に必須のもの・・・差し当たり、『易経』、『漢和辞典』
『易経』は岩波文庫の『易経』 できればワイド版を薦めします。・・・この本の再販を高田真治先生に必ず売れるとおすすめしたのは紀藤先生です、このときに「君、手を入れてくれないか」と依頼されてお引き受けされたという経緯があったそうです^L^

易経〈上〉 (ワイド版 岩波文庫) - 真治, 高田, 基巳, 後藤

易経〈下〉 (ワイド版 岩波文庫) - 真治, 高田, 基巳, 後藤
漢字の由来・字源や『説文解字』など『古典』の用例が載っている白川静先生『字統』(平凡社)がお薦めです。
例年なら、いまごろ勉強を怠ける学生さんが古本に出す頃ですが今年はダメですね

新訂 字統 - 白川 静

字統 新装普及版 - 白川 静・・・【易爺】はこれを使っています。
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